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回復促進、怪我の予防
私たちの身体は36兆個もの細胞からつくられている。この大量にある細胞どうしをくっつける
接着剤のことを、細胞外マトリックス(ECM)と呼ぶ。
ECMの主成分がコラーゲンだ。肉離れなどのケガをするときは、細胞そのものが壊れるのではなく、
コラーゲンの接着剤が破れてしまうのだ。
コラーゲンはタンパク質でもあり、体内で合成することができる。しかし加齢によってコラーゲンの
合成能力は落ちていく。また栄養状況が悪かったり、紫外線などが悪影響をもたらしたりなどで、
コラーゲンは劣化していく。
そのため、年を取るとケガをしやすくなる。それを防ぐためには、コラーゲンの材料を十分に摂ることだ。
コラーゲンは主にグリシンやプロリン、ヒドロキシプロリン、アルギニンなどのアミノ酸から構成される
タンパク質だ。だからタンパク質が不足しないようにすることが、第一条件となる。
そのうえで、「コラーゲンそのもの」も摂取するようにしたい。コラーゲンを飲んでもアミノ酸に
分解されてしまうため、カラダのコラーゲンにはならないという意見があるが、そうではない。
実は摂取したコラーゲンは体内でペプチドに分解され、そのペプチド(特にプロリンとヒドロキシプロリン
のジペプチド)が様々なシグナルを送る。そして体内におけるコラーゲン合成が高まると言われているのだ。
実際にコラーゲンを摂取することにより、皮膚の弾性が改善し、シワが減ったという報告がある。
またコラーゲンを毎日10g、2か月に渡って摂取したところ、変形性膝関節症の患者半数に改善がみられている。
さらに肌のバリア機能や弾力、保湿機能が増え、肌のコラーゲンが増えたという報告も出ている。
なお高齢者がトレーニングと同時に15gのコラーゲンペプチドを摂取したところ、除脂肪体重や
筋肉量、筋力に顕著な改善を認めたという報告もある。
またグルコサミンを1.5g飲んだ場合と、コラーゲンを10g飲んだ場合とで比較したところ、
コラーゲンのほうが膝の痛みを軽減したという報告がある。
コラーゲンと言えばアンチエイジングや美肌に使われることが多いのだが、関節の機能や
筋肉量への効果も大いに期待が持てるだろう。
ケガの予防や美容のためなら一袋(7g)でいいだろう。ケガを早く治したかったり、筋肉量を
増やしたかったりという場合は二袋(14g)を飲むようにしたい。
タイミングとしては食後でもいいし、プロテインなどに混ぜて飲んでも良い。
◇参考文献
※1:
Role of collagen hydrolysate in bone and joint disease.
Semin Arthritis Rheum. 2000 Oct;30(2):87-99.
※2:
Nutraceuticals as therapeutic agents in osteoarthritis. The role of glucosamine, chondroitin
sulfate, and collagen hydrolysate.
Rheum Dis Clin North Am. 1999 May;25(2):379-95.
※3:
Oral collagen-derived dipeptides, prolyl-hydroxyproline and hydroxyprolyl-glycine, ameliorate
skin barrier dysfunction and alter gene expression profiles in the skin.
Biochem Biophys Res Commun.
2015 Jan 9;456(2):626-30. doi: 10.1016/j.bbrc.2014.12.006. Epub 2014 Dec 8.
※4:
Oral supplementation of specific collagen peptides has beneficial effects on human skin
physiology: a double-blind, placebo-controlled study.
Skin Pharmacol Physiol. 2014;27(1):47-55. doi: 10.1159/000351376. Epub 2013 Aug 14.
※5:
Collagen hydrolysate intake increases skin collagen expression and suppresses matrix
metalloproteinase 2 activity.
J Med Food. 2011 Jun;14(6):618-24. doi: 10.1089/jmf.2010.0085. Epub 2011 Apr 11.
※6:
Collagen peptide supplementation in combination with resistance training improves body
composition and increases muscle strength in elderly sarcopenic men: a randomised controlled trial.
Br J Nutr. 2015 Oct 28;114(8):1237-45. doi: 10.1017/S0007114515002810. Epub 2015 Sep 10.
※7:
Efficacy and tolerance of enzymatic hydrolysed collagen (EHC) vs. glucosamine sulphate (GS)
in the treatment of knee osteoarthritis (KOA)
International Orthopaedics volume 35, pages341–348(2011)
内容量210g(7g×30包)
7g/包当たり
エネルギー 25.2kcal
たんぱく質 6.3g
脂質 0g
炭水化物 0g
食塩相当量 0.021g
商品名:コラーゲン SP
名称:コラーゲン加工食品
原材料名:コラーゲン(ゼラチンを含む)(フランス製造)
賞味期限:商品枠外下部に記載
保存方法:直射日光、高温多湿な場所を避けて保存してください。
【お召し上がり方】
●健康補助食品として1日当たり7g~14g(1包~2包)を目安に、水やお好みの飲み物に混ぜてお召し上がりください。
●開封後の分包は残さずに使いきってください。
【ご使用上のご注意】
●天然物由来の原料を使用しているため、色やにおいに差異が生じることがありますが、品質には問題ありません。
●開封後はチャックをしっかり閉めて、直射日光、高温多湿を避けて保管してください。
●乳幼児の手の届かない所に置いてください。
●体調・体質により、まれに合わない場合がありますので、その場合はご使用をお控えください。
●疾病治療中の方、及び妊娠・授乳中の方は、医師にご相談の上ご利用ください。
●食品ですので、衛生的な環境でお取り扱いください。
●食物アレルギーのある方は、原材料名をご確認の上ご使用をお決めください。